
今回は八重山諸島の中でも石垣から一番アクセスしやすくて、沖縄らしい風景が楽しめる「竹富島(たけとみじま)」をまるっと紹介します♪

水牛のりたーい!

星のかたちの砂集める~!
竹富島といえば八重山観光では石垣島に次いで必須の島です!
行くからには充実した旅にしたいですよね。その為には事前に島の情報を集めておきましょう♪
ということで、ここだけは行っておけ!という定番中の定番スポットと遊び方を教えちゃいます。
「竹富島(たけとみじま)」は、石垣島から行ける一番近い離島で八重山諸島の中でも知名度、人気ともに高い島です。

島内は、大きな歓楽街も現代的な遊びのできる場所もありませんが、赤瓦の集落や綺麗な海など、古き良き沖縄の原風景が残さていて、特に沖縄好きでなくても、この景色を眺めるとなんとなく心がキュンとするような、懐かしい気持ちになるんじゃないかと思います。
竹富島はそんなに大きな島ではないですが、徒歩で島内一周するのはさすがに時間もかかるし、厳しいです。集落以外の島の外周には基本観光できるものは何もないですし、人のほとんど通らない道をひたすら歩くことになります。

「竹富島に半月くらい滞在する予定なので、のんびり島の中を歩き尽くしたい~!」みたいな人以外は、徒歩でぐるぐる回るのはおすすめしません(暑いしね…)。

あるにはありますが、事前予約制で流しのタクシーはありません。(タクシー使いたがる人いるけど、石垣以外の八重山の離島ではタクシーはないという認識を事前に脳みそに植え付けておいてください。ほんと…無い(笑))

こちらも、巡回バスがあるにはあるのですが、小型のバスで(定員10名ほど) 、港出発以外のバス停はすべて完全予約制です。基本的には不便なので、よほどのことがない限りは交通手段として選択しないほうがいいです。

竹富島にレンタカー、レンタバイクはありません。以上!
ということで、島では基本的にレンタサイクルでの自転車移動がメインの移動手段になります。


そうは言っても、「連れに小さな子どもがいるんです。」「年配の親を連れてきているのであまり動けません…」という方もいると思います。そういう方は絶対的にツアーに参加するのがおすすめです!
フェリーで港についてから、帰りのフェリーに乗るまでバス→水牛車→バスと集落を少し歩く以外は足腰に負担のかかる動きはしなくていいし、時間の配分もツアー側でベストに組んであるので、安心です。
小さなお子さんの場合は、親御さんが子ども乗せ用の自転車を借りて、一緒に乗せてまわることも可能です。ただ、子乗せ用の自転車は数が多くはないので、たまたまその日に他の子連れさんがたくさんいる場合は、タイミングによっては借りられないこともあります。
その場で長い時間待たなければならないとか、じゃあどうする?とバタバタしたくない場合は、ツアーを事前に予約して楽しんだ方が、充実した旅になると思います。
竹富島で水牛車&グラスボート&バス観光コース★往復乗船券付き
では、実際に竹富島で観光するならどんなところがあるのか、見てみましょう♪
定番中の定番、ド!メインのスポットを紹介するので、最悪ここだけ押さえておけば、「竹富行ってきたよー!」「え?竹富行ってなんでここ行ってないの?おばかなの?」みたいなこと言ってくる可能性のある(嫌な)知り合いをぐぐぐっ!とねじ伏せられます(笑)
「水牛車」!これはもう、竹富島に来たらやっておかなきゃ来た意味あるの!?くらい定番中の定番アクティビティです。

竹富島に毎年足しげく通ってます…って人にはもう必要ないかもしれませんが、そうでなければ、水牛車に乗ってのんびりと竹富島の沖縄らしい景色が広がる集落の中をぐるっと観て回れるのですっごくおすすめです!
水牛つかいの方が、竹富島のいろいろなことをお話してくれたり、沖縄民謡を歌ってくれたりするのもすごく面白いですよ。
「なごみの塔」は、集落の真ん中あたりにある小高い丘に建てられた展望塔です。以前はこの塔の上に登って集落の町並みを眺めることができたのですが、今は老朽化のため立ち入り禁止になっています。

ただ、塔の階段の下まではあがれるので、そこから集落を見下ろしても、そこそこ綺麗に見えます。竹富島の集落は昭和62年に文化庁の「国の重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されている素晴らしき町並みです。
なにより、この塔自体が竹富島の1つのシンボルみたいになっているので、登れなくても近くでその姿を眺めたり、写真に収めたりすると「竹富行ってきた~!」感が出ます(笑)
コンドイビーチ(コンドイ浜)は、透明度が高く白い砂浜とのコントラストが、ザ!沖縄な美しさを醸し出しています。
八重山は綺麗なビーチが多いですが、気軽に行けて海水浴も楽しめるビーチとしては、さほど波も荒れていなく、透明度も高く、干潮前後にだけ浮かぶ、幻の浜にも行けたりするコンドイビーチはおすすめです!
また、可愛い野良ネコちゃんたちが、めーーーーーっちゃくちゃいるので、猫好きにもたまらないですっ!猫×海の写真撮りたい人にも超絶おすすめです♪
「カイジ浜」は潮の流れが速いので、コンドイ浜と違い遊泳は禁止ですが、「星の砂」がとれることで有名な浜です。

たくさんの観光客が押し寄せたので昔よりは星砂も少なくなったようですが、それでも手のひらを砂浜に押し当ててみると、必ず数個は手のひらについてくるくらいにはあるので、行って採取してみるのも楽しいですよ。
干潮前後のカイジ浜は、浜辺をそのまま右側にずーーっと歩いていくことができて、そちらも人が少なくてのんびりできるので、時間に余裕のある方にはおすすめです。
竹富島で夕陽を見るなら西桟橋!!と必ず言われるくらい有名なスポットです。2005年に国の「登録有形文化財」にも登録されています。

まっすぐ続く桟橋は、夕暮れ時はもちろん、日中もとても写真映えのするスポットです。
つづいてはグルメ!
いろんなお店がありますが、1日で全部を制覇するのは難しいと思うので、ランチとスイーツ1店舗ずつ、「ここ押さえておけば、まぁ間違いではないよ!」というお店を紹介します。
「そば処竹の子」 は、竹富島で八重山そばやソーキそばが美味しいお店です。

基本あまり好んで沖縄そばを食べない私でも美味しいと思ったし、また竹富島に来たら、ぜひ食べたいな~!と思う美味しさです。竹の子さんの八重山そば(&ソーキそば)食べて不味いと思う人がいるのかな?ってくらいです。
お宿も経営している「島宿 願寿屋」さんがやっているのが「ぱーらー 願寿屋(がんじゅうや)」です。リニューアルされてから、お洒落な雰囲気になりました♪
リノベされた店内はウッド調の落ち着くおしゃれなカフェ風。
かき氷、パフェ、スムージー、ソフトクリーム、フロート、ジュースと、とにかく遊びまわって火照った体にひんやり気持ちいいスイーツが目白押しです♪

これだけ巡れば竹富島の基本はバッチリ押さえたといっても過言ではありません。だいたい、今回紹介した場所を全部ゆっくり目に巡れば半日くらいかかるかなぁ~といった感じです。

竹富島から石垣島への最終フェリーの時刻が18:15なので、例えばお昼前に到着してフェリー最終まで遊びつくすって感じですかね。
私が楽しむなら~~と、少しゆったりめにスケジュール組んでみてのおおよその所要時間なので、もっとサクサク回れば、もちろん2.3時間で回ることも可能だと思います。

どういう順序で回ればいいのかなど、また時間があったらタイムスケジュール組んでみますね!